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アーチェリーのポンド数の違いについて

2024.08.23

スポーツ

 「アーチェリー」という名称は多くの方がご存知ですよね。アーチェリーには「リカーブボウ」「コンパウンドボウ」「ベアボウ」の3種類の弓があり、当店ではそのうち「リカーブボウ」「コンパウンドボウ」に分けられる機種を取り扱いしています。その中でもコンパウンドボウは世界的に見ても、最も普及している機種です。
 当店のアーチェリーカテゴリのページを見ていると分かるのではないかと思うのですが、商品名に「○○ポンド」と記載されているものばかりです。このポンドというものは一体何か、この数字の大きさでどのような影響があるのか、こちらの記事で紹介していきます。
目次

ポンド数とは何か

 そもそも「ポンド」とは重さの単位のことです。つまり商品名にあるポンド数の数字は重さを表しています。アーチェリーの重さというのは商品そのものの重量ではなく「弦を引く時の重さ」です。数字が小さい方が弦を軽く引くことができ、反対に数字が大きいほど重くなるため弦を引くにも力が必要になってきます。
 初めてアーチェリーを使うという方には、軽くて扱いやすい、ポンド数の小さい機種がおすすめです。弓も比較的引きやすいので気軽にアーチェリーを楽しむことができます。反対に、アーチェリーを使い慣れているという方はポンド数が大きな機種の方が楽しめるかもしれません。ポンド数が大きくなるほど多種多様なデザインの機種が増えていきます。

ポンド数が小さい

 10~21ポンドあたりが軽くて引きやすく、初心者や気軽に遊びたい方におすすめの機種だと言われています。比較的リカーブボウの方が種類が多いです。

ポンド数が大きい

 25ポンド~は、扱うのにある程度力を必要としてきます。25~30ポンドでしたら一般的な成人男性は最初からでも扱えると言われています。

ポンド数と飛距離

 「ポンド数は弦を引くときの重さ」ということが分かりました。では次に、ポンド数は矢の飛距離に関係してくるのでしょうか。
 答えとしては関係してきます。これも、ポンド数が小さい(弦を軽く引ける)方が飛距離は短く、ポンド数が大きい(弓を引くのに力が必要)方が飛距離は伸びる傾向にあります。ですが注意しなければいけないこととして、使いこなせないと飛距離を伸ばすことはできません。
 例えば、ポンド数が大きな機種を力の弱い方が扱おうとしても弦が重いため引き切れず、結果として飛距離を出すことができません。つまり「ポンド数が大きい機種であれば飛距離を伸ばせる」という訳ではなく「自分の力量にあった機種が飛距離を伸ばせる」ということになります。力が弱い方はポンド数が小さい機種の方が十分に弦を引くことができ、結果として大きいものよりも飛距離が伸びるということもあるかと思います。

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