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全国で相次ぐ強盗事件・・・侵入被害に遭わないために 

 空き巣・強盗事件などの侵入経路で一番多い場所が「窓」です。9月終わり頃から関東地域で相次いで強盗事件が発生しています。狙われやすい窓の特徴や、窓からの侵入の手口、被害に遭わないための防犯対策についてご紹介いたします。

狙われやすい窓

 どのような窓が侵入被害に遭いやすいのかご紹介いたします。

無施錠の窓

 いくら防犯対策していても、無施錠であれば意味がありません。外出する前には施錠しているか確認しましょう。また、見落としがちですが、戸建物件やマンションで「2階だから大丈夫。」と思っていても、木や塀・物置などを上って侵入してくる可能性もあるため油断は禁物です。特に、地方などいわゆる「田舎」と呼ばれる地域は、昔からの風習で鍵をかけないという家が多い実情があります。

植栽やバルコニーで見通しが悪い窓

 不審者は、基本的に目撃されにくい見通しの悪い窓を狙います。大きな観葉植物やバルコニーで外からの視線がさえぎられていませんでしょうか。大きな植物がある場合は、剪定するなどして視界が開けるようにしましょう。

トイレや風呂場の窓

 トイレやお風呂場の窓は小さいサイズのものが多いため、大人が入ってくるわけないだろう。と油断して、換気のために開けっ放しにしてはいませんでしょうか?
 たとえ小さな窓でも、不審者に狙われる危険性があります。また、外出の際は施錠するようにしましょう。

窓からの侵入手口

 続いては、空き巣はどのように窓から侵入してくるのでしょうか。主な手口をご紹介いたします。

打ち破り

 一番荒い手口でハンマーやバールなどでガラスを叩き割る方法です。ガラスが割れた音がしてしまいますが、一般的な窓ガラスならほんの一瞬で粉々になり、手軽で素早く行える手口です。今回の一連の強盗事件では、窓を割って侵入をしてきたという報道もあります。

突き破り

 鍵の周辺にアイスピックで窓ガラスに小さな穴をあけて、そのままレバーを倒して解錠する手口です。窓ガラスには小さな穴が開くだけなので、被害に遭っていることになかなか気が付かないことも多いです。

こじ破り

 窓ガラスの鍵付近にドライバーなどを打ち込むことで穴をあける方法です。窓枠とサッシの間をドライバーで3か所同じようにヒビを入れることで、一般的な窓ガラスは大きな音が鳴らずに簡単に窓ガラスが割れてしまいます。(三角形に割れるため、三角破りとも呼ばれたりします。)

焼き破り

 バーナーやライターなどで窓ガラスを熱した後に、水をかけて窓ガラスを割る方法です。ガラスは急激な温度変化に耐えきれず割れてしまいます。ガラスが割れる音は小さいため、外からも気付かれにくいです。

窓の防犯対策

不審者が窓からの侵入を防ぐために、どのような防犯対策をすればいいのか、賃貸物件でもできる防犯対策をご紹介いたします。

防犯フィルムをはる

 防犯フィルムは、窓の内側に特殊フィルムを貼ることで窓ガラスを割れにくくしてくれるアイテムです。防犯フィルムを貼った窓ガラスは、僅かな衝撃では割れにくくなるため、不審者も途中で犯行をためらって諦める可能性が高くなります。
 また、全体的に貼ることで地震や暴風などの災害による破損した際に、ガラスの飛び散りを防いでくれたり、太陽熱を緩和し、冷暖房の効率をアップする効果があります。

補助錠を取り付ける

 元からある鍵(錠)とは別に、より防犯効果を高めるために取り付ける錠です。例えば、上に書いた「突き破り」の方法で窓を開けられたとしても、補助錠をしておけばそのまま窓を開けて侵入されることは困難です。侵入を防ぐ、時間を稼ぐといったためにも、是非取り付けをおすすめします。



・窓の補助錠 六角レンチ 2個セット シルバー


 窓のサッシ部分に簡単に取り付けられる補助錠です。2個セットでの販売なので複数の窓で防犯対策が可能です。

アラームを設置する

 窓が開いた時や、ガラスを割ろうとした時の振動を感知して大音量で知らせてくれるアラームを設置すれば、不審者が侵入してきた時にも気づくことが出来ます。窓だけではなく、ドアにも設置をすればより対策を強化出来ます。比較的安価なものが多いので、複数個購入して家のいたるところに設置するお客様が多いです。

護身用品を備えておく

 防犯対策はもちろん重要ですが、もし侵入を防ぐことができず犯人と対面してしまった場合の対策を何もしていなければ、重大な被害に遭ってしまう可能性もあります。なので、防犯対策に加えて、護身用品を備えることも同じぐらいに重要です。
 こちらの催涙スプレーは大容量で、玄関先などへの常備に向いています。個人のお客様だけでなく、保育園や介護施設などでも導入されている、当店自慢の商品です。

まとめ

 狙われやすい窓の特徴や、窓からの侵入の手口、防犯対策についてご紹介いたしました。繰り返しになりますが、空き巣被害は「窓」からの侵入がほとんどです。窓の防犯対策は、設置が簡単なものが多いので、ぜひ取り入れてみてください。

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