痴漢被害に遭わないためには、痴漢が起きやすい場所に行かないなど、予防することが大切です。
どのように予防すればいいのか、万が一被害に遭ってしまったときは、どのように助けを求めればいいのかご紹介いたします。
もし痴漢に遭ってしまったときは
最初に、本当に痴漢なのかを確認する
もし、無実の人を冤罪で捕まえてしまうと、逆に自分が痴漢冤罪の加害者となってしまう可能性があります。
恐怖を感じる時間ではありますが、まずは落ち着いて、本当に痴漢被害に遭っているのかを確認しましょう。
痴漢を捕まえるには、証拠の確保が大切
身体を触っている犯人の顔を、写真や動画で撮影して証拠を残すのがおすすめです。また、近くにいる人に助けを求めて、確認してもらうのも良いでしょう。
可能であれば周囲の人と痴漢を捕まえ、駅員に引き渡しを行いましょう。
その場から離れることも一つの手
その場合、無理して犯人を捕まえようとするのではなく、自分を守るためにも「その場から離れる」ことが大切です。対策としては、すぐにその場でしゃがみ込むことや、次の駅で別車両に乗り換えたりしましょう。
痴漢に遭わないための予防法
女性専用車両を利用する
痴漢被害に遭わないためには、できるだけ安全なところにいくことです。電車に女性専用車両が設置されているのであれば、すすんで利用しましょう。
痴漢が起きやすい時間帯を避ける
痴漢被害のリスクや、満員電車のストレスも減らすことができます。
痴漢が起きやすい場所に行かない
電車での痴漢被害は、ドアのすぐ横の四隅での発生が多く起きています。理由は、混雑しやすく犯人が誰か分かりにくい、気付かれてもドアの近くなのですぐに逃げられるからです。
防犯グッズを身に着けておく
おすすめは、防犯ブザーをカバンなどから見える場所に身に着けておくことです。防犯意識の高さをアピールできます。
また、万が一痴漢被害に遭ったときに、催涙スプレーを携帯しておいてもいいでしょう。
パステルカラーのかわいいデザインの防犯ブザーでバックなどにつけておけば、いざというときに頼りになります。
催涙スプレーと分かりにくいデザインなので女性でも抵抗なく携帯できます。
痴漢被害はどのくらい起きているのか
令和元年 | 令和2年 | 令和3年 | |
迷惑防止条例違反のうち痴漢行為の検挙件数(電車内以外を含む。) | 2,789 | 1,915 | 1,931 |
電車内における強制わいせつの認知件数 | 228 | 143 | 124 |
痴漢がもっとも多いのは電車
まとめ
痴漢被害に遭った場合は、駅員や警察、家族や友人に相談することで安心感も得られますので、一人で抱え込まないようにしてくださいね。