店舗の規模に関わらず、もしもの場合に備えて防犯対策をしておくのは大切です。窃盗や暴行、強盗・傷害など考えられる犯罪は多くあります。店舗自体はもちろん、従業員にも被害が出てしまう可能性もあるのです。
24年9月には、神奈川県にある質店で強盗事件が発声、3月は広島県にあるコンビニで男が刃物を振り回し、従業員と客にけがをさせるという事件が起きました。また、福岡にある質店へ男が押し入り従業員をハンマーで脅して、高級時計を奪いその後逃走するという事件が。2月には札幌市にあるコンビニに刃物を持った男が店員を刺し、そのうち一人が死亡するという事件も。書き出したらきりがないくらい、たくさんの事件が発生しています。これらの事件以外にも、スーパーやデパートなどへ不審者が侵入し無差別に人を襲う事件というのは定期的に発生しているのが現状です。そこで今回は、店舗で起こりうる犯罪とその対策方法を紹介します。これから対策したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
店舗で起こりうる犯罪
店舗では、自宅では起きりえないような犯罪が起きる場合もあります。また店舗で起こりやすい犯罪も多いです。もしものとき、従業員だけでなく、店舗自体も守れるよう事前の対策が必要不可欠です。ここでは店舗で起こりうる犯罪を紹介していきます。防犯対策を行う際の参考にしてください。
不法侵入
不法侵入は、営業時間外の誰もいない店舗に入られることが多いです。これから紹介する犯罪は、不法侵入を許してしまうことで起きうるものばかりです。まずは不法侵入されないように、鍵や窓に防犯対策をするようにしてください。
窃盗・強盗
窃盗・強盗は金銭目的で行われることが多いです。スーパーやコンビニなどで発生する、万引きも窃盗・強盗に分類されます。万引きは一件の被害額は低くとも、数件重なることで店舗側の被害額が高くなります。強盗に気を付けるのはもちろん、窃盗の対策も行うようにしてください。
暴行・傷害
お客様同士やお客様と従業員の間でトラブルが起き、暴行や傷害などの犯罪が発生する可能性もあります。最悪の場合、後遺症が残ったり、亡くなるケースもある犯罪です。
放火
放火は多い犯罪ではありませんが、起きてしまった場合、店舗に大きな損害を与えます。もしものときに備えて、放火させない対策はもちろん、火が上がっても従業員やお客様が安全に避難できるようにしておくのが大切です。
これから設置して欲しい防犯グッズ
店舗での犯罪は、損害が大きくなる場合があります。そこでここからは、これから設置して欲しい防犯グッズを紹介します。ぜひ参考にしてください。
カラーボール・スプレー
●商品ページ
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カラーボール・カラースプレーは犯罪が起きたとき、犯人に当ててマーキングをする、インクの入った商品です。水で落とそうとしてもなかなか落ちないインクを使用しているので、犯人の特定がしやすくなります。銀行や宝石店だけでなく、コンビニなどの店舗にも常備して欲しい防犯グッズです。
防犯ステッカー
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防犯ステッカーは簡単に購入でき、店先に貼るだけなので、今すぐに設置できる防犯アイテムが欲しい方にぴったりです。実際にセキュリティー会社にお願いすると高額になってしまいますが、ステッカーなら1,000円以内で購入できる商品もあります。種類も豊富なので、それぞれの店舗に合った商品を選べるのも魅力です。
防犯カメラ・監視カメラ
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防犯カメラや監視カメラは、未然に犯罪を防ぐだけでなく、犯罪が起きてしまったときに捜査の手掛かりにもなります。
店舗の出入り口はもちろん、従業員用の通用口や窓の様子も見れるように設置するのがおすすめです。自動でライトが付くタイプの商品や録画機能がないダミータイプもあるので、設置場所に合わせて商品を選んでください。
防犯ガラス
防犯ガラスは、2枚のガラスの中に中間膜が挟み込んであるため、従来のガラスに比べ割れにくくなっています。ガラスを割るのに手こずっている間に、周りに気づかれる可能性があるため犯罪が起こりにくくなります。しかし、ほかの防犯グッズよりも、コストがかかるのがデメリットです。
店舗で行って欲しい防犯対策
店舗での防犯対策は、防犯グッズを設置する以外にもさまざまな方法があります。ここではいくつかの方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
こまめに売上金を安全な場所へ移動させる
レジに売上金を置いたままにすると、狙われやすくなります。1日の中で数回に分けて、金庫などの安全な場所へ移動させるようにしてください。また使用する金庫は、抱えて持ち運べるものではなく、重く持ち運びが不可能なものを選ぶことで、売上金を全額持っていかれる事態を防げます。
防犯マニュアルの作成
犯罪を未然に防ぐためや、もし起きてしまっても対応できるように従業員向けの防犯マニュアルを作成するのもひとつの手です。
マニュアルを作成する際は、できるだけ具体的に記載するようにしてください。曖昧な表現で作成すると、逆に怪我をしてしまう場合もあります。お客様と従業員を守るためにも、詳しい内容の防犯マニュアルにしてください。
不審なお客様への声かけ
「防犯カメラを避けるように移動している」「従業員の位置を頻繁に確認している」など不審な行動をしているお客様には、積極的に声掛けするようにしてください。
「従業員がちゃんと見ている」という意識を持たせることで、未然に犯罪を防げる可能性が高まります。「いらっしゃいませ」などの簡易なものでも、効果があるので難しく考える必要もありません。
まとめ
店舗での犯罪は、多くの方を巻き込む危険があります。周りの人を少しでも危険から遠ざけるためにも、早い段階で防犯グッズを導入してください。「防犯グッズのボディーガード」ではさまざまな防犯アイテムを展開しています。防犯対策に心配がある方は、ぜひチェックしてみてください。