いくつもある犯罪の中でも、ひったくりはとても身近な犯罪です。いつどこで自分がターゲットになるかわからないため、普段から対策しておく必要があります。
そこで今回は、ひったくりあいやすい場所から対策方法までご紹介します。ぜひ参考にしてください。
ひったくりの犯行手口とは?
ひったくりは自転車やバイクに乗って犯行が行われることが多いです。そのため犯人の特定がしずらく、取られたものが返ってこないケースも少なくありません。また単独犯だけでなく、実行犯のほかに被害者の足止め役がいる複数犯の場合もあります。もしひったくりに合った場合は、急いで警察に連絡するようにしてください。
ひったくり犯の狙いは、カバンの中の現金だけとは限りません。カバンに入っているものを利用し、カードの不正使用や自宅への不法侵入などの犯行を行う場合もあるため、ひったくりの被害にあったときは、何を取られたのかを明確にする必要があります。盗まれたものがわかり次第、カード会社に使用停止してもらったり、家の鍵を変更したりなど二次被害を受けないように対策することが大切です。
またひったくりは歩いているところや自転車に乗っているところを後ろから狙う事が多いため、被害者が怪我を負ってしまう場合もあります。実際にあった最悪のケースでは、被害者が転倒時に頭を打って亡くなりました。最悪のケースを避けるためにも、ひったくりだからと侮らず、普段から対策しておくようにしてください。
ひったくりにあいやすい場所とは
夜間帯に人通りの少ない道でひったくりに合うのはもちろん、人通りの多い繁華街でもひったくりにあう可能性があります。人が密集している繁華街では、誰がいつぶつかってきたのか正確に覚えておくことは難しいです。そのためひったくり犯は、わざとぶつかりその隙にカバンや財布などを取っていきます。
また銀行の近くでもひったくりが起きやすいです。銀行から出てくる人を狙うことで、街中より高確率で大金を手に入れることができます。そのため銀行からお金をおろす際は、ひったくりにあわないように、持っていくカバンを取りずらいものにするなど工夫するのがおすすめです。
ひったくり犯に狙われやすい人の特徴
ひったくり犯には、女性が狙われやすいといわれています。男性にくらべ女性は肩かけのショルダーバッグを使用する機会が多いため、狙われやすいです。
また男女に関係なく荷物を道路側に持っている人やカバンの中が見えている人、高価なカバンを持っている人はひったくり犯のターゲットになりやすいです。
手持ちカバンや肩掛けショルダーバッグを持って出掛ける場合は、内側にカバンを持ちひったくり犯が取りにくいように工夫するようにしてください。
ひったくりの対策グッズを紹介
ひったくりの対策グッズを使用することで、犯人に狙われるリスクを下げることができます。ここではいくつかのひったくり対策グッズを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
自転車用ガードネット
ひったくり犯は、自転車のかごに置いてあるカバンを盗む場合もあります。移動中や信号待ちで盗まれないためにも、自転車やバイク用のガードネットを取り付けるのがおすすめです。ガードネットを使用することで、簡単に荷物を簡単に盗むことができなくなります。
またガードネットは、荷物が飛ばされるのを防いでくれます。ひったくり対策以外にも活用できるので、ぜひチェックしてみてください。
ワイヤーロック
自転車の盗難防止のために使用されるワイヤーロックですが、使い方次第ではひったくりを防止できます。使い方は簡単でカバンのショルダー部分と、自転車のかごにワイヤーロックを引っかけて一体化させるだけです。
誰でもすぐにできる対策方法なので、ぜひ試してみてください。
防犯ブザー
防犯ブザーを持ち歩くことで、ひったくりにあったときにすぐに周りに知らせることができます。ひったくり以外にも暴漢や痴漢などに遭遇した場合にも活躍してくれるので、1個持っておくだけでも安心です。
もしひったくりの被害にあったらどうする?
ひったくりの被害にあった場合は、とられたものは何か確認することが大事です。特に個人情報は悪用される可能性もあるので、すぐに警察に報告するようにしてください。
またひったくりにあったら追いかけずに、110番してください。無理に追いかけると危害を加えられる可能性もあります。自分の身を守るためにも、通報を優先してください。
まとめ
ここまでは、ひったくりあいやすい場所から対策方法までご紹介しました。ひったくりは特に女性が狙われやすい犯罪です。ターゲットにならないようにカバンの持ち方を工夫したり、対策グッズを持ち歩いたりして自分の身を守れるようにしておくのが大切です。
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