さすまたは学校や公共施設に設置されている防犯アイテムです。不審者の動きを押さえつけられる便利なアイテムですが、いくつか弱点もあるため、使い方には気を付けなければなりません。
そこで今回は、さすまたに弱点はあるのか、組み合わせて使う防犯グッズと共に解説します。ぜひ参考にしてください。
さすまたはいつ使う?
さすまたは不審者が侵入してきたときに使用する便利な防犯アイテムです。さすまたは先に付いているU字で、不審者の胴を動けないようにする使い方が一般的です。不審者を動けないようにすることが目的のため、床や壁など追い込む先は自由で問題ありません。
またさすまたの大きなメリットに、近づかなくていいという点があります。さすまたは持ち手の部分が長いため、不審者に近づく必要がありません。もし不審者が刃物を持っていたとしても距離をとれるので、怪我をするリスクを最小限にできます。
さすまたにはさまざまな種類があり、持ちやすいものや女性でも使用できるものなどもあるため、用途や使用場所に合わせて選べるのもポイントです。使用する際は誰が使うのかやどこで使うのか、正しい使い方などを確認し、自分に合ったものを選んでください。
さすまたの弱点とは
さすまたは危害を加えられるリスクが少なく、安全に使用できるためさまざまな場面で活躍しますが、いくつか弱点があります。
自分や周りの人の身を守るために、弱点を覚えておくことが大切です。
ここではさすまたの弱点をいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてください。
正しい使い方を覚えておく必要がある
さすまたは正しく使わないと怪我をする可能性があります。普段からさすまたを使う練習しておかないと効果が発揮できないので、使い方に慣れておくことが重要です。
特に大切なのが、室内での扱い方です。さすまたはリーチが長いため、室内での距離感を掴む必要があります。さすまたを使用するかもしれない方は、事前に訓練するようにしてください。
銃などの武器はさすまたで対抗できない
銃など距離があっても相手に危害を加えることのできる武器は、さすまたでは防げません。そのため遠距離武器を持っている不審者の場合は、不用意に近づかないようにしてください。
もしさすまたで動きを押さえつけられないときは、被害を広げないように警察の到着を待つのが大切です。覚えておいてください。
1人では押さえつけられないことも
さすまたは1人では押さえつけられません。そのため複数人で協力し、不審者の対処を行うようにしてください。
先端を掴まれる可能性がある
さすまたは先端を使い相手の動きを封じるアイテムですが、先端を掴まれて不審者にさすまたを奪われる可能性もあります。そのためさすまたを使うときは胴体を狙うだけでなく、足元を狙ったりと臨機応変に対応することが大切です。
組み合わせて使う防犯グッズを紹介
さすまたと組み合わせて使うことで、防犯対策を強化できるグッズもあります。ここではさすまたと組み合わせて使える防犯グッズを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
防犯ブザー
不審者が現れたらまず周りに知らせる必要があります。そこでおすすめなのが防犯ブザーです。防犯ブザーを鳴らすことで、すぐに周囲に危険を知らせることができます。
防犯ブザーはカバンに入れておくと、すぐに鳴らせる便利な防犯アイテムです。ストラップのよう付けられる商品も多く、カラーやデザインのバリエーションが豊富なので、あまり目立つものはつけたくない方にもおすすめできる商品があります。普段の防犯対策にもぴったりなアイテムなので、ぜひチェックしてみてください。
防犯カメラ
防犯カメラもさすまたと組み合わせて使うのもおすすめな防犯アイテムです。防犯カメラがあることで他の場所から不審者が侵入したことを察知できます。
警察への連絡が早くできるため、被害を最小限に抑えることができるのがポイントです。防犯カメラは好きな場所に設置できるので、出入り口を見れる位置に設置しておくのがおすすめです。
カラーボール
カラーボールは、犯人のマーキング用に使用されるアイテムです。さすまたで捉えられない場合に、カラーボールを不審者に当てることで逃げられても犯人を特定できます。
カラーボールのインクは水で洗ってもすぐには落とせないため、現場の近くで逃げている不審者を確保することができます。さすまたで押さえつけれないと判断したら、カラーボールを当てるのがおすすめです。
カラーボールは投げて当てる必要があるため、事前に練習用のボールでシミュレーションしておいてください。
また、投げて当てられるか不安な方には「カラーボール」のように使用することが可能な「
UV防犯スプレー」もおすすめです。
まとめ
ここまでは、さすまたに弱点はあるのか、組み合わせて使う防犯グッズと共に解説しました。さすまたは便利ですが、使い方を間違えると怪我をするリスクもあります。使用する際は、さすまたの使い方や弱点を覚えて安全に使用してください。
「防犯グッズのボディーガード」では、さすまた以外にさまざまな護身・防犯用品を取り揃えています。気になった方は、ぜひチェックしてみてください。