コンビニやスーパーなどの店舗で多いのが万引きの被害です。万引きのしやすい店舗と思われると、被害が多くなり売上に大きく影響します。そのためどんな対策をしないと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、万引きは事前に防げるのか、被害にあいにくい店舗の作り方と共に解説します。ぜひ最後までご覧ください。
万引き被害はどの時間帯に多い?
万引き被害は開店直後やお客さんが多く混雑する時間帯、閉店間際に多く発生します。どのタイミングも店員さんが忙しくしているため、店内の様子を注意深く見ることができません。万引き犯は見つからないために、タイミングを伺っているので忙しい時間帯でも、店内を注意してみておく必要があります。また時間帯によって万引き犯の年齢も変化し、12時から15時までは高齢者、15時から18時までは少年が多い傾向にあります。昼間だからと油断としてると万引きされる可能性があるので、気をつけてください。
地域によっても万引きが多い時間帯が異なるので、万引き対策を行おうと考えている方は、住んでいる地域の警察ホームページなどで確認するようにしてください。
万引きをしそうな人の特徴
万引きをしそうな人は、パッと見てわかる場合もあります。特に以下のような行動をしている人を見かけたら目を離さないようにしてください。
・店員の動きを確認している
・同じ商品の前から長時間動かない
・防犯カメラの位置を確認している
・大きなバッグを持って店内を徘徊している
・数人で来店し、店員に話しかけたり手元を隠したり不審な行動をしている
・何回も来店しているのに何も買わずに出ていく
普段の接客中にも、上記に当てはまるような不審人物がいないか確認することが大切です。周囲をよく確認することで、未然に万引きを防げる可能性もあるので、忙しいときも店内の様子を確認するようにしてください。
万引きの代表的な手口とは
万引きにはさまざまな手口があります。ここでは万引きの代表的な手口を紹介するので、万引き対策をする際の参考にしてください。
衝動的な犯行
万引きをしようとしていなかった人が、衝動的に万引きをするケースも少なくありません。特にストレスが溜まっているときや、生活に困っているときに衝動的に万引きしてしまうことがあります。衝動的な犯行の場合、盗んだ後すぐに逃げようとするため防犯対策をしておかないと逃げられてしまいます。
ポケットに商品を入れる
ジャケットやズボンのポケットに商品を入れて万引きする手口も多いです。手慣れている人になると、2人で来店し片方のリュックに商品を詰め込むケースもあります。この手口は狭い通路で行われることが多いため、気付きにくい手口です。
トイレや試着室に商品を持ち込む
トイレや試着室に商品を持ち込み、タグを外してそのままカバンに詰める手口もあります。トイレや試着室は防犯カメラの死角になっているケースが多いため、狙われやすくなります。
万引き被害にあいにくい店舗作りを紹介
万引き被害にあわないためには、店舗の防犯対策を行う必要があります。ここでは、万引き被害にあいにくい店舗作りをするにはどうすればいいか紹介するので、ぜひ参考にしてください。
見える位置に防犯カメラを設置する
出入り口だけでなく、店内のお客さんから確認できる位置に防犯カメラを設置するようにしてください。バレないように隠しカメラを設置するよりも、パッと見て防犯カメラがあるとわかる方が万引きの被害を減らせる可能性があります。
また万引きの被害にあっても証拠として警察に提出し、犯人確保の手掛かりとなるので防犯カメラは必ずセットするようにしてください。
簡単にできる万引き対策なら防犯ステッカー
防犯カメラや防犯ミラーよりも簡単に設置できる防犯ステッカーは、個人経営のため安く万引き対策を行いたいという店舗におすすめです。衝動的に万引きをしようとしていても、「防犯カメラ作動中」という言葉を目にし思いとどまるかもしれません。
また万引きを警戒していると思わせることもできるので、万引き対策にぴったりです。
まとめ
ここまでは、万引きは事前に防げるのか、被害にあいにくい店舗の作り方と共に解説しました。万引きはどの店舗でも起こりうる犯罪です。店舗の売上に悪影響が出ないように、万引き対策を徹底するようにしてください。
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