7月から10月にかけて、日本には多くの台風が接近します。中には日本に上陸し、大雨や強風をもたらす台風も多いです。そのため事前に準備をしておく必要があるんです。
そこで今回は、台風が多い秋に向けて準備してほしいアイテムをご紹介いたします。ぜひ最後までご覧ください。
夏の台風と秋の台風の違いとは
夏の台風と秋の台風は特徴が異なるため、準備するべきものも変化します。大きな違いは台風の移動速度の速さです。
夏の台風は日本付近にかかっている高気圧の影響で日本に接近してもスピードが遅いですが、秋の台風は偏西風が日本付近まで南下しているので、日本に接近するとスピードが速くなります。
台風の通過するスピードは被害の大きさに関わります。用意するべき準備アイテムも異なるので、季節に合わせて準備するようにしましょう。
秋台風の特徴
秋の台風の特徴はスピードが速いだけではありません。ここでは秋台風の特徴を解説するので、ぜひ参考にしてください。
本州に直撃しやすい
台風はほとんど自力で動かず、風に流されるように移動します。そのため太平洋高気圧の勢力は弱まり、太平洋高気圧は南下している秋は台風が本州に直撃しやすくなるのです。
秋雨前線を刺激しコンボに
秋は秋雨前線が日本付近に停滞しています。台風が日本に近づくことで台風が秋雨前線を刺激し、大雨になる場合があります。
また秋雨前線がかかっている地域は、大雨が長時間続く可能性があるため、大災害に注意してください。
台風前に準備しておきたいグッズ
台風によって大雨や暴風が起こり、被害が大きくなる場合もあります。もしも避難が必要となったとき、慌てないよう事前準備をしておくのがおすすめです。ここでは、台風前に準備しておきたいグッズをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
懐中電灯やランタン
台風は大雨だけでなく、暴風も引き起こします。その暴風で飛ばされた物によって電線が損傷して、停電が発生する可能性もあるのです。停電の復旧には時間が掛かる場合もあるので、懐中電灯やランタンなど周囲を照らせるものを準備しておくようにしましょう。
懐中電灯やランタンを選ぶ場合は、持ち運びができるサイズのものがおすすめです。また電池式なのか充電式なのかの確認も必ず行ってください。充電式の場合はいつ必要になってもいいように、日頃から充電するようにしましょう。
モバイルバッテリー
最新の情報やこれからどうなるかなどの情報を集めるためには、スマートフォンは欠かせません。しかしスマートフォンは充電式のため、停電後に充電がなくなったら使用できなくなります。
そこで重要なのがモバイルバッテリーです。大容量のものであれば、数回充電することができます。災害時に備え大容量の商品を購入するようにしましょう。
飲料水や食料
台風の影響でガスや水道が止まってしまう場合もあります。そのため飲料水や食料は家族分用意しておくようにしましょう。
1人当たり1日に必要な水の量は3リットルといわれています。食料はなるべく加熱しなくてもいいもので、長期保存できるものを選んでください。
ウォータータンク
生活しておく中で飲み水以外でも、水が必要になります。そこでおすすめなのがウォータータンクです。
ウォータータンクに水道が止まる前に水を貯めておくことで、水不足対策になります。ウォータータンクの中には折りたたみできる商品もあるので、収納スペースがない方でも問題ありません。また災害時以外にも、キャンプ等のアウトドアでも使用できるので持っておくと便利なアイテムです。
まとめ
ここまでは、風が多い秋に向けて準備してほしいアイテムをご紹介しました。秋の台風は威力が強いものが多いため、もしもを想定し準備しておく必要があります。まだ準備ができていない方は、今回の記事を参考に事前準備を進めてください。
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