11月9日は「119番の日」。119番は知っていても、119番の日がどんな日なのか知らない方も多いのではないでしょうか。
そこ今回は、119番の日はどんな日なのか、正しい119番通報方法と共に解説します。ぜひ最後までご覧ください。
119番の日とは
119番の日は消防車や救急車などの緊急通報用電話番号の119番にちなみ、11月9日とされています。これは消防に対する正しい知識や理解を深め、市民の防犯意識を高めるために自治体消防発足40周年をきに制定しました。
毎年11月9~15日まで行われる秋の全国火災運動の初日に該当し、全国では火災の発生を防止するためにさまざまな運動が行われています。
正しい119番通報方法と注意点
119番通報は火災や急病、事故などの救急のときに行います。しかし「こんなことで119番に電話をしていいのか」と迷ってしまう方が多いため、実際に電話を掛けた経験のある方は少ないのではないでしょうか。もしも自分や家族に身に何かあったときに、すぐ119番に通報できるよう正しい方法を覚えておきましょう。
まず通報をするときは、自分の現在地がわかるような状態にしておいてください。外出先で住所がわからない場合は、近くの電信柱や看板を見たり、近くの人に住所を聞きましょう。119番に連絡するとほぼ1コールで繋がるため、早く話さなきゃと焦ってしまいますが、オペレーターの指示に従い落ち着いて答えることを意識しましょう。
注意点として通報後は消防本部から折り返しの電話がある場合があるため、携帯電話の電源を落とさずすぐに電話に出れる状態にしておいてください。
119番に連絡する機会はなかなかないため、焦ってしまいますが早く助けを呼べるよう冷静に対処しましょう。
119番通報時に聞かれる質問を場面別にご紹介
火災や事故、急病などさまざまな場面で119番通報が必要となります。ここでは場面別に、110番通報時に聞かれる質問をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
火事の場合
火事で119番通報した場合は、現在地や近くにある目印・何が燃えているか・逃げ遅れた人はいるか・通報者の名前や電話番号を聞かれます。
またガソリンやプロパンガスなど爆発する危険のあるものがある場合は、通報時に伝えるようにしましょう。通報後は安全な場所で待機し、消防の到着を待っていてください。
救急の場合
怪我や急病などの救急の場合は、現在地・誰がどんな状況なのか・通報者の名前や電話番号を聞かれます。
誰がどんな状況なのかの説明は、名前や性別、意識があるのかや怪我の状態を伝えるようにしましょう。呼吸状態が悪い場合や出血が大量の場合は電話口で伝えてください。もしも自分で判断することが難しい場合は、オペレーターから傷病者に問いかけするため、わからないと伝えるようにしましょう。
事故や救助が必要な場合
事故や救助が必要な場合は、現在地・どんな事故か・怪我人や閉じ込められている人はいないか・通報者の名前や電話番号を聞かれます。
車の事故でガソリンが漏れている場合や、車から煙が出ている場合は忘れず伝えるようにしましょう。火災が発生する可能性もあるため、通報後は離れた場所で待機しておいてください。
自宅でできる防災対策
秋は空気が乾燥し、火事が発生しやすくなる時期です。そのため自分や家族のみを守るためにも、自宅の防災対策を行うことも大切なのです。
自宅でできる防災対策には、火災報知機の設置や初期消火救命ボールを用意しておくなどが挙げられます。もし火事が発生してしまった場合に、被害を少しでも抑えられるよう防災グッズを準備しておきましょう。
まとめ
ここまでは、119番の日はどんな日なのか、正しい119番通報方法と共に解説しました。119番に電話する機会はあまりないため、慣れることはありませんが、どんな質問をされるのか覚えておくだけで冷静に受け答えできます。もしものとき家族や友人を守るためにも、ぜひ覚えておいてください。
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