しかし一人暮らしの場合、1人が外出すれば誰も家にいない状態となるので、空き巣等、泥棒のターゲットになりやすいです。
特に一人暮らしの住人が多いワンルームのマンションでは、住人の殆どが日中仕事などで家を留守にし、建物自体に人がいなくなるため、空き巣にとっては狙いやすいと言われています。
そんな空き巣の侵入経路として多いのは窓です。
玄関の施錠は忘れたことはなくても、窓の鍵は施錠を忘れていたことがある人も多いはず。
カギが掛かっている窓と掛かっていない窓では、カギの掛かっていない窓の方が時間をかけずに侵入できるので、錠の窓がある家を探して侵入する空き巣は多いです。
また、クレセント錠で施錠しただけで安心してはいけません。
空き巣の中には30秒もかからずにクレセント錠付近のガラスを割り、鍵を開けて侵入してくる者もいます。
空き巣被害に遭わないための対策を
クレセント錠を施錠した後に窓の上下2ヵ所に窓用の補助錠を取り付け、クレセント錠を解錠しただけでは簡単に窓が開かないようにしたり、外から見えるようにアラームを設置すると防犯意識の高さをアピールできます。
また弊社取り扱いの薄型スリムアラームに付属している両面テープは、裏側が防犯警報サインステッカーになっているので透明な窓ガラスに設置することで防犯ステッカーとしての役割も果たしてくれます。
そうすることで、侵入に時間が掛かったり、大きな音を立てることを嫌う空き巣に「この家は防犯対策をしっかりしているから止めておこう」と思わせ、狙われにくくなります。
また、アラームならガラスを割ってからすぐに止めればいいと思って侵入しようとする場合も想定して、窓にガラス破りを防ぐための防犯フィルムを貼っておくと、万が一泥棒や空き巣に狙われたとしても侵入を諦めることが多くなります。
もし、在宅中に泥棒と鉢合わせしたら・・・
ワンルームなどの部屋数が少ない部屋では、窓の数が少ないので空き巣の侵入経路も狭まりますが、それは帰宅時に犯人が室内にいた時に遭遇してしまう可能性が高く、犯人に遭遇してしまった時の自分の逃げ場も限られるということになります。
自宅で空き巣犯と遭遇した時の行動として一番良いのは、すぐに相手から逃げて警察に通報することです。絶対に相手を捕まえようとしないでください。
住民に見つかったからと直ぐに逃走するような空き巣ならまだいいですが、凶器を持って犯行に及んでいたり、居直り強盗になる可能性も大いにありますし、犯人が凶器などを振りかざしてきたら、素手で対抗するのはまず無理です。