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警棒について:錆びやメンテナンスの基本2

2015.03.13

護身用品

警棒(バトン、特殊警棒)の
「錆び(さび)やメンテナンスの基本2」です。

こちらを読まれる前に、まず
「錆び(さび)やメンテナンスの基本1」をお読みくださいましたらと思います。

こちらの「基本2」では、
メンテナンスをメインに写真をご紹介します。

シャフト内部のメンテナンスをする場合、
警棒の後端部にある「グリップエンド」が取り外せる必要があります。

ジャンプ警棒、オートマチック警棒。
17インチスチールや24インチスチール警棒。
小型警棒などはグリップエンドをはずす事ができません。
※取り外せるような構造になっていない
※オートロックタイプの警棒はグリップエンドをはずしてはいけません

作業自体は簡単ではありますが、グリップエンドをはずすなど分解する作業があります。
作業をされる際には、全て自己責任で行われてください。

グリップエンドの外し方などは「基本1」を見てくださいますとすぐに分かります。
※はずせないものもあります

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今回メンテナンスをしているものが、
「ホワイトウルフ 4140カスタムスチール26合皮 (シルバー)」です。

かなり古いもので、錆びが出ています。
※商品ではなく、デモンストレーション用に用意しているものです
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グリップエンドの内部にもあります。

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こういう部分にもあります。
基本1でも使用したこちらのスプレーを使用してみます。
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こちらの商品がベストという意味でも、特に推奨しているという事でもありません。
このような「浸透防錆潤滑スプレー」があると少し錆びがとれやすくなり、防錆(ぼうせい)効果が期待できます。

上で紹介しました「錆び色」の部分。
まず最初に錆びが出やすいのは「シャフトの内側」で、
その部分の錆び(色)が、表側に付着している可能性が高いです。

表面を拭くとある程度綺麗にとれますが、
シャフト内部の錆びの対処をしないと、収納後にまた表面についてしまいます。
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シャフト内。

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割り箸に布を巻いただけの自作棒。
こちらにオイルスプレーを吹きかけてからシャフト内の錆びをとっていきます。

基本1でも書いていますが、錆びを完全に取り除いたり、錆びを完全に防ぐことはできません。
それでも何度か繰り返す事で錆びは減っていきます。
※グリップやストラップ部分にオイルが付着しないようにしましょう(劣化の原因になります)
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先端の1段目と2段目の部分も内部を綺麗にします。

しかし、ここが難しいところです。
先端1段目と2段目部分のパーツは「はずせない」事が多いです。

その場合には、「2段目先端側の内部」の錆びとりに苦労します。
※そこまでこだわるかどうかは別です

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2段目先端部の内側です。
※先端1段目との摩擦になってロックさせる部分
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この先端1段目の汚れは、2段目に収納された際に内部の錆びが付着したものなのです。
気になる場合には…
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オイルを内部に吹きかけます。
この部分にはグリップがないので、オイルスプレーを多目にかけてもいいでしょう。
※滑りや手の荒れなどにはご注意ください
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少し待ってから、先端をゆっくりと出し入れさせ、付着した汚れを拭き取ります。
※気になる方はこれを何度も繰り返す事になります

この管の中に布などを入れて内部を綺麗に… という事は考えない方がいいでしょう。
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グリップエンド内部。
グリップ内側の錆びが付着している事があります。
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シャフト内部が綺麗になったら、外側も綺麗にしていきます。

強く拭くと、警棒によっては色がとれてくる場合もあるので様子を見ながらやってください。
※様子を見ながらやっていくのはどんな事でも同じですね
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徐々に綺麗になっていきます。

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最後に、防錆としてオイルを塗っておきます。

この時にオイルを多目に塗っておき、
時間が経った後(数時間~翌日など)に警棒を出してチェックしてみて
気になるほどの汚れが出ている場合にはまた汚れを拭き取るのもいいかと思います。
※これは、あくまでもメンテナンス用の処理です

やりすぎると表面の傷が増える可能性もありますのでほどほどに…

前述しているように
グリップ部分やストラップ部分にオイルが付着しないようにしてください。
※オイルが垂れるほど塗ると、どうしても手に付着しグリップを持ってしまいます

警棒を元に戻すときには、シャフトの前後をよく確認してから戻してください。
基本1にも書いているように、逆に入れてロックされてしまうとややこしい事になりかねません。

メンテナンスが終わったら、オイルをある程度拭き取ってください。
オイルの塗りすぎはロック不良の原因となります。

必ずロックなどを確認してください。

以上となります。

それぞれ独特のメンテナンスをされる方もいらっしゃるようです。
これが全てではありませんが、1つの参考になるかと思います。

塩害が出るほどの場所などではメンテナンスをされた方がいいかもしれません。

しかし、湿気などが少ない場所での通常保管ではそこまで神経質になる事はないと思います。
アメリカの有名メーカー製のものでも、出荷前に工場内で若干錆びていたりします。

もちろん、メンテナンスをされた方が錆びの進行を遅らせることができます。
塗装がはげてきたり、細かい傷が増えたり、
グリップの劣化を招いたり、部品の紛失や組立ミスなどのリスクもありますので
警棒のメンテナンスに限らず、どのような時でもなにかをする時には注意が必要です。

錆びがある状態で納品されるのが当たり前とまでは言いませんが、
錆びは出る、出ていてもおかしくないという事はご理解ください。

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