しかし、昨今は罪のない人たちを対象にした無差別殺傷事件が相次いでいます。つい最近だと12月14日の夜に、福岡県北九州市にあるファストフード店で学生二人が、全く面識のない人物から突然刃物で刺されるという事件が起きました。それ以外にも通り魔事件や不審者の出没などは、報道されているものだけでも数多くあり、報道されていないものも含めたらほぼ毎日のように日本のどこかで発生しています。決して他人事ではありません。
そこで今回は、自分の身を守るためのベースとなる防犯の基礎知識をご紹介します。
防犯とは犯人を倒すことではない
通り魔や不審者への適切な対処法5選
①犯人に背中を見せずにその場から離れる
しかし、状況によっては逃げたことによって犯人を刺激したり、目を付けられて追いかけて来る可能性があります。
②近くに建物があれば速やかに避難
③人通りが少ない:具体的なSOSを大声で
背中を見せたくなくても犯人が追いかけてきている時は、全力で走って逃げながら大声で叫んで、とにかく誰かに気づいてもらうようにします。
これについては、昔は周囲の気を引くために「火事だ!」と叫ぶと良いと言われていました。しかし、全員がスマホを持っている現代では、具体的なSOSを誰かが聞き取ってすぐに通報することで、被害が出る前に間一髪で警察が犯人を取り押さえることも多くなっています。
④犯人と近距離:服やバッグ・傘を振り回して気を逸らす
一般的に、刃物で人を襲う距離は5m、諦めるのは20mと言われています。犯人の気を逸らしながら、とにかく20m以上の距離を取れる状況に持って行くようにしましょう。
⑤貴重品より、自分の命の方が大事
日常的に実践できる防犯対策
普段の生活でちょっと意識しておくだけで意外な防犯効果があり、いざという時に役立ちます。
明るい大通りを使い、軽装がおすすめ
女性のヒールやミュール・タイトスカートなどはファッション面からは素敵ですが、歩きやすく走りやすいスニーカーやパンツの方が安心です。
通勤・通学路の交番や避難場所の把握
また、通勤・通学路にある交番や避難場所を確認しておきましょう。
暮らしている街のどこに交番があって、どこに大きな避難所があるかを把握しておくだけで安心感につながります。また、事件時に逃げ込める建物として、普段から道沿いのお店や施設などをチェックしておくことも大切です。
防犯グッズは見えるだけでも抑止効果あり
護身用品を携帯する
護身用品は持ち歩くことに対して難しい面もありますが、例えばこの「WHITE WOLFタクティカルライト SX3000 3000ルーメン」なら、普段は夜道を照らすライトとして、危ないときは最大3000ルーメンの明るさで身を守る護身用品として使用出来ます。道を歩いているとき少しでも不安を感じても、ボタンを押すだけでライトが点灯します。不審者は目立つことを嫌うので、ライトで辺りを照らすだけでも効果が期待出来ます。
まとめ
事件時は、何よりもまず「自分の身を守る」ことが最優先です。
防犯の基礎知識を踏まえた上で、自分に合った防護用品や訪販グッズを生活に取り入れましょう。