防犯のためにスタンガンや催涙スプレーなどの護身用品を購入する方が増えていますが、正しい使い方や使用上の注意点を覚えている方は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、初心者のうちに覚えておきたい護身用品の使い方と注意点を解説します。ぜひ最後までご覧ください。
護身用品とは
護身用品は、相手を威嚇して、相手が怯んだ隙に逃げるためのアイテムになります。殺傷目的では使用されないため、非殺傷武器と呼ばれる事もあります。日本では催涙スプレーやスタンガンなどの護身用品が購入できますが、使用方法を間違えると犯罪になる場合もあります。
護身用品の取り扱いには、注意するようにしましょう。
初心者におすすめの護身用品3選
護身用品は使い方を覚えれば、誰でも簡単に使用することができます。
ここでは、初心者におすすめの護身用品を3つご紹介します。ぜひ参考にしてください。
スタンガン
スタンガンは放電の音と光を見せて相手を威嚇し距離を詰められないようにしたり、相手が怯んだ隙に逃げるためのアイテムです。
■選び方
スタンガンを選ぶ際は、使いやすい形状のものを選んでください。販売されているスタンガンのほとんどが手持ちタイプのコンパクトな商品ですが、ほかにもペンタイプや銃タイプなどさまざまな形状のものがあります。
形状によっては持ち運びにくいものもあるため、使用用途に合った商品を選ぶようにしましょう。
■正しい使い方
スタンガンは相手に攻撃するために使用するものだと考えている方が多いですが、相手に当てるためには近づかなくてはならないため危険が伴います。そのためスタンガンを当てるのは、最終手段に残しておいてください。
催涙スプレー
催涙スプレーは、暴漢の顔などに向けて発射することで、眼や鼻の粘膜に作用し、長時間激しい痛みや涙で身動きを取れなくさせ、その隙に逃げるためのアイテムです。
■選び方
催涙スプレーを選ぶときは、噴射距離と噴射タイプを確認してください。催涙スプレーの噴射タイプには、液状・噴霧・ジェル状などがあり、それぞれ特徴が異なります。この中でおすすめなのが、液状スプレータイプです。
液状スプレータイプは、水鉄砲のように噴射するので風の影響を受けにくく、自分に被害がおよぶことが少ない事が特徴です。
また催涙スプレーを選ぶうえで、噴射距離の確認も大切です。商品によっては催涙成分の含まれていない練習用スプレーもありますので、実践でいきなり使用するのではなく、噴射手順やどんな感じで飛ぶのか確認しておくことをお勧めします。
■正しい使い方
ほとんどの催涙スプレーには、誤使用しないように安全ロックやカバーなど、誤射を防止するための対策がされています。事前に噴射手順を確認するようにしましょう。また催涙スプレーを使用する際は、噴射口の向きに気をつけてください。
ヘアスプレーや殺虫剤を使用するときにように、人差し指でボタンを押してしまうと思っていた位置に飛ばないため、確実に相手の顔に当てられるよう、親指でボタンを押すのがおすすめです。
使用方法に不安がある方は、催涙スプレーの練習用スプレーを使って試してみてください。
警棒
警棒は相手に向かって構えたり、振るだけでも相手を威嚇できるアイテムです。
■選び方
警棒は使られる素材によって重さが変化します。女性や護身用品を使ったことがない初心者が、警察やガードマンが使用するスチール製の警棒や相手と距離をとる目的で長い警棒を使うと、重くて扱いにくい場合があるため、最初はアルミ製等の軽量な警棒や16インチ~21インチ程の長さの警棒を選ぶのがおすすめです。
■正しい使い方
警棒はスタンガンや催涙スプレーよりも攻撃性が高く、一歩間違えると怪我をさせるリスクもあります。そのため警棒は侵入してきた不審者を威嚇し身を守るために使用してください。
また、もし武器を持った相手が近づいてきた場合は、相手の腕や肩を狙って武器を叩き落とす事にも使用できます。
使用する際は相手に奪われないよう、持ち手に紐がある場合は手首にかけて使用することもおすすめします。
護身用品は正しい使い方をしないと罪に問われる場合も
護身用品を購入することは違法ではありませんが、正当な理由がなく持ち歩いていた場合は罪に問われてしまいます。護身用品を持ち歩く方は危険なとき以外使用せず、間違った使い方をしないように注意しましょう。
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まとめ
ここまでは、初心者のうちに覚えておきたい護身用品の使い方と注意点を解説しました。初心者でも使用できる護身用品は多くありますが、正しい使い方を覚えておく必要があります。危険なときに逃げられるよう、ぜひ護身用品をチェックしてください。
「防犯グッズのボディーガード」では、催涙スプレーやスタンガン以外にもさまざまな護身用品を取り揃えています。気になった方は、ぜひチェックしてみてください。