「侵入」「強盗」「空き巣」
近年ニュースなどで耳にすることも増えたこの言葉。わたしたちが普段生活をする家や職場などが巻き込まれる犯罪はますます巧妙化・多様化しており、日常生活においても防犯意識を高めていくことが重要です。
「安心」を手に入れるために私たちが出来ること。それは、「犯罪を未然に防ぐ」ことです。「犯罪」を「防ぐ」と書いて「防犯」。そもそも起きなければ危険な目に遭う心配も少なくなります。ですが、「未然に防ぐ」といっても防犯対策は複雑で、一体何から始めたらよいか分からないという方も多いのではないでしょうか。
防犯対策をするにあたって重要な指針となる「防犯の4原則」という言葉があります。
こちらの記事では、この4原則に沿った防犯対策を紹介していきます!
なぜ「防犯の4原則」が重要なのか
そもそも「防犯の4原則」とは、犯罪を「やめよう」と思わせる4つの基本原則、「時間」「光」「音」「目」のことを指します。
犯罪者は目立たずに、できるだけ早く犯行を完了したいと考えています。そのため、侵入に時間がかかったり、周囲の目が気になったりすれば、犯行を諦める可能性が高くなります。
「防犯の4原則」は、こうした犯罪者の心理に基づいたものであり、効果的な防犯対策を実現するための重要な指針となります。自分だけは大丈夫だと思わず、対策をすることが大切です。
それぞれの対策方法を紹介
時間
先にも書いたように、犯罪者はできるだけ早く、犯行を完了したいと考えています。そのため、侵入・犯行に及ぶまでに時間がかかる環境を作ることが重要です。時間がかかるとリスクを感じ、諦める可能性が高くなります。
窓やドアに予め取り付けられている鍵に加え「補助錠」を取り付けることで、鍵が壊されるまでの時間を稼ぐことが出来ます。近頃は簡単に取り付けられるものが増えており、また安価で購入も出来るので、手軽に対策することが可能です。
窓ガラスに貼るだけで、その部分が割りづらくなるという商品です。貼るだけで良いので簡単に導入出来ます。
光
暗い場所は周りから目立たないので、犯罪者に隠れられる場所を提供することになります。夜間でもなるべく家の周辺が明るくなるように工夫してみましょう。
範囲内に人が入るとそれを検知して光ります。色や形も様々なものがあるので、取り付け場所にあった商品を探すことも容易です。
音
犯行に及ぼうとしているその時に大きな音が鳴れば、犯人に対して犯罪抑止の効果もあり、家にいても事前に気付くことが出来ます。また近所に住んでいる人へ異常事態を知らせられます。
窓やドアが開いた時、窓が破られてようとしている時などの衝撃を検知して音が鳴る防犯アラームは、大音量で異常事態を知らせてくれます。家の複数個所に取り付ければそれだけでより抑止力も高まります。
目
常日頃から近所に住んでいる住人と交流をしておくことで、もしあなたの家が何か危険な目に遭いそうになってしまっているときでも、通報したり助けを呼んだりしてくれる可能性が高まります。たくさんの「目」があれば、それだけで犯罪抑止へとつながります。
まとめ
防犯対策は、大掛かりなことをせずとも日頃からの小さな心がけで十分成立します。何から始めたら良いか分からないという方は、上で紹介した商品や取り組みを是非実践してみてください。
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