護身用品として非常に有効と言える催涙スプレー。かなり高い効果を発揮するので、ヘアスプレーのような通常のスプレーの商品とは違い、噴射ボタンのロックを解除したりなど、少し特殊な動作が必要です。
また、ボタンを押す指の位置や、噴射するときの缶本体の向きもとても重要です。ただ噴射するだけ、と思うかもしれませんが、これらを重要視した扱い方次第で、効果が左右されるといっても過言ではありません。
今回はそんな「催涙スプレーを噴射するときの注意事項」について、紹介していこうと思います。
ボタンを押す位置
催涙スプレーを効果が発揮できるように噴射させるためには、ボタンを押す位置がとても重要です。
悪い例
ボタンのぎりぎりの部分だと、上手く力を入れることが出来ず、満足に噴射させることが出来ません。
良い例
親指全体でボタンをすべて覆うようにして噴射させてください。
缶の向き
ボタンを押す位置が正しくても、缶の向きが正しくなければ、中身が噴射されずガスだけ抜けてしまうことも考えられます。画像の様に上向き、下向きにしてしまうとガスだけ抜けてしまい、効果も十分に出せず、使い物にならなくなる可能性があります。
悪い例2つ
良い例
噴射口をまっすぐ前に向けて、しっかりとボタンを親指で覆ってから噴射させましょう。
練習用もあります
催涙スプレーは、ただ噴射させればよいものではなく、いかに効果を発揮させて、自分の逃げる隙を作れるかが重要です。使用する機会が無いに越したことはありませんが、意識しておくことが大切です。ただ、緊急時になるとやはり焦ってしまうことも考えられます。当店では、催涙スプレーの練習用の商品も取り扱っているので、こちらで練習をしておくと、実際に使用する時の不安が少し軽減されるのではないかと思います。
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