自転車は通学や通勤、買い物などで子供から大人までが手軽に利用できる乗り物です。しかし、施錠していなかったり、路上に放置していたりすると簡単に盗まれてしまいます。
警視庁によると、令和元年度の自動車盗難の認知件数は全国で168,703件も起きており、1日あたり462台もの自転車が盗難被害にあっているという試算になります。
店先や駐輪場といった外出先での対策はもちろんのこと、自宅に自転車を保管する際していても盗難被害は起きており、油断は禁物です。
この記事では、どのような盗難対策をすればいいのかご紹介いたします。
自転車盗難にあいやすい特徴
・盗難にあった自転車の60%の割合が無施錠。
・お店や駅前の駐輪場だけでなく、一戸建住宅の住宅敷地内やマンション・アパート敷地内の駐輪場でも盗難被害にあう。
・転売目的に、高額なスポーツバイクが狙われやすい
どこに停めていても残念ながら自転車盗難は発生しているということです。
自転車盗難にあわないための防犯対策や防犯グッズ
では、どのように対策すれば、少しでも盗難されるリスクを減らせるのでしょうか。防犯グッズも合わせてご紹介いたします。
わずかな時間でも自転車を停める場合は施錠する
少しでもでも自転車から離れる時には、必ず施錠するようにしましょう。スーパーやコンビニなどに立ち寄った際はもちろん、自宅の駐輪場でも施錠するようにしましょう。
主錠の他に補助錠をつける
自転車に据付されている主錠と、更に手すりや柱などの動かないものと補助錠で固定することがおすすめです。犯人からすると「簡単に盗めない」と思わせることで盗難リスクを軽減できます。
・ワイヤーロック
自転車の盗難防止に役立つワイヤーロックです。
ダイヤルロック式なので鍵の紛失の心配がなく何度でも番号の設定が可能です。
自転車の防犯登録をする
自転車の防犯登録は必ずしましょう。自転車の所有者が明確になるため、転売や放置自転車を防ぐことにも繋がります。また、万が一盗難にあってしまっても、自転車が見つかると防犯登録番号で所有者が分かる為、手元に戻りやすくなります。
通販などで自転車を購入すると防犯登録がされていない場合があるため、購入時ではなくても近くの自転車専門店やホームセンターで防犯登録をしてもらいましょう。
防犯対策がしっかりとられている駐輪場を利用する
可能であれば、防犯対策がしっかりとられている駐輪場を利用しましょう。
・防犯カメラが設置されている
・柱やフェンス等があり補助錠が使用できる
・照明設備があり夜間でも明るく、見通しが良い
・通行人が多かったり、管理人が常駐しており人目に付きやすい
このような駐輪場であれば、防犯対策がしっかりとられており盗まれにくくなります。
自宅の駐輪場に防犯カメラを設置する
自転車の盗難は一戸建住宅でも起きています。その場合はやはり防犯カメラを設置することが有効です。マンションやアパート等に住んでおり、駐輪場に防犯カメラがなく盗難が不安な方は、自転車を家の中で管理することも視野に入れてみてください。
屋内で管理するには、車体の小さいタイプや持ち運びしやすい折り畳み自転車がおすすめです。
・屋外対応 防犯カメラ TR2
初心者でも簡単にスマホで設定や操作ができる防犯カメラです。
1台カメラの映像を最大4人で同時に確認できる機能が搭載されており、
「ICSee」専用アプリで外出先でもリアルタイム視聴、録画再生可能です!
・胴体検知機能:動きが検知される場合は自動録画が開始され、スマートフォンにアプリを通じてお知らせします。不審者の写真や録画を確認でき、検知感度や検知エリアが設定可能です。
・暗視モード対応: 暗くなると人の目には見えない赤外線が発光し、暗視モードに自動切り替えされます。完全な暗闇でも鮮明な映像を撮影することができます。
・双方向会話可能:音声マイク スピーカー内蔵仕様で、カメラ周囲の音声が記録され、スマートフォンからマイクボタンを押すとカメラ側に話しかけることができます。
・LEDが自動で点灯 リアルドーム型ダミーカメラ
暗くなると赤外線センサーのような赤色LEDが自動点灯。
リアルな質感とLEDの光で犯罪の抑止効果に期待できるダミーカメラです。
電池式なので、面倒な配線もなく、取付もシンプル。また、付属のネジが使用できない場所では両面テープを使用しての取付も可能です。
まとめ
自転車はとても便利な乗り物です。いざ盗難被害にあってしまうと、通勤や通学に使用している方は、見つかるまで中々待つことは難しいかと思います。また購入するのもお店へ足を運んだり、ネットで探すのにも時間がかかります。更に、購入代金も払わなくてはなりません。
そんな大切な自転車を守るためにも、狙われにくい工夫をすることが重要です。ぜひ、今回ご紹介した盗難対策を取り入れてみてください。