故意に住宅やゴミステーションなど燃えやすい場所に火をつける放火犯。中には放火で怪我をしたり、家を失ったりした方もいらっしゃいます。なぜ放火犯は、放火するのでしょうか。
そこで今回は、放火犯の特徴について、狙われやすい家と放火防止対策と共にご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
放火犯が放火をする理由
放火犯が放火をする理由には、さまざまなものがあります。ここでは放火犯が放火をする理由をいくつかご紹介します。
恨みや復讐のため
人間関係や恋愛、金銭面などの恨みや復讐から放火するケースがあります。放火理由が恨みや復讐のための場合、周囲にも被害が広がる可能性が高いです。
承認欲求を満たすため
放火することでマスコミなどが取り上げ注目を集めたり、建物が燃えている動画を撮影しインターネットにアップすることで注目を浴びようと考える放火犯もいます。
また放火した後に自分で通報し、消火活動に協力することで他の人から褒めてほしいという場合もあります。承認欲求を満たしたいという気持ちが歪んでしまい、放火してしまうケースも多いのです。
個人の願望のため
「学校や会社に行きたくないから」「自宅にいたくないから」などの個人の願望のために、放火する場合もあります。
実際に子供がいじめられているから学校に火をつけた事件も過去にありました。
証拠隠滅のため
殺人や窃盗などほかの犯罪の証拠を隠滅するために、放火する場合もあります。しかし最近の技術の発展により、火災後でも証拠を採取し犯人が特定されることが多いです。
放火癖があるため
放火癖とは故意に火事を起こしたい衝動にかられ、安心や満足といった感情を得るために放火をすることです。動機が満足感を得るためだけなので、何度も放火を繰り返す可能性があります。
放火犯の特徴について
放火犯は火を見るのが好きだったり、消火設備や消火活動を見ることに興奮を覚えたりする傾向があると言われています。
また放火する時間帯は、昼の12時から朝の6時までと幅が広く、深夜帯だけでなく昼間に放火することも少なくありません。
昼間だから大丈夫と安心せず、明るいうちも火事に気をつけてください。
放火する場所は建物や物置、ゴミ捨て場が多いです。特に人通りの少ない場所をターゲットに選ぶ傾向があります。新聞や雑誌、ゴミ以外にもバイクのカバーに放火された事例もあるので、防炎耐性のある商品を選ぶのがおすすめです。
放火犯に狙われやすい家の特徴
放火犯に狙われやすい家には、いくつかの特徴があります。ここでは、放火犯に狙われやすい家の特徴を解説します。
ゴミが放置されている
外から見てゴミや家具などの不用品が放置されている家は、放火犯に狙われやすくなります。ほかにも段ボールや廃タイヤなど燃えやすいものが放置してあると危険です。
外から見えない場所でも、ゴミを放置しておかないようにしましょう。
空き家
空き家は簡単に侵入することができ、枯れ葉やゴミなどが放置されているため放火犯に狙われる可能性が高いです。特に古い木造住宅は燃えやすいため、狙われやすい傾向があります。
親から相続したけど管理できていない空き家も同じです。空き家の所有者には管理する義務があるため、放置せずなんらかの方法で対処しましょう。
すぐにできる放火防止対策
防犯カメラやセンサーライトの設置は、防犯対策だけでなく放火防止対策にもなります。放火犯は管理のできていない家や、バレずに簡単に侵入できる家をターゲットにする傾向があるため、防犯グッズの設置は効果的です。
設置方法も簡単なので、防犯・放火防止対策にぜひ取り入れてみてください。
まとめ
ここまでは、放火犯の特徴について、狙われやすい家と放火防止対策と共にご紹介しました。放火犯に狙われないためには、狙われにくい家作りが大切です。家族を守るためにも、できる範囲の放火対策から始めてみてください。
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