4月に小学校入学を控える新1年生のお子様を持つ保護者の方もいらっしゃるでしょう。小学校への進学を機に、子供が一人で行動することが増えるため、保護者にとっては、わが子が犯罪に巻き込まれてしまわないか不安に感じるかと思います。
「令和3年警察白書」で発表された、13歳未満の子どもが被害者となった刑法犯の被害総件数によると、令和2年は8,788件です。年々減少傾向ではありますが、それでも少ないと言えない数字です。
こちらの記事では、わが子が犯罪に巻き込まれないために、防犯標語の「いかのおすし」の教え方や、防犯ブザーの選び方、子供に持たせたい防犯アイテムについてご紹介しております。
ぜひ、参考にしてみてください。
子供が覚えやすい「いかのおすし」を教えよう
小さな子供に沢山のルールを教え、覚えて守ってもらうことは大変だと思います。そこで、防犯標語の「いかのおすし」を教えてあげることがおすすめです。
「いかのおすし」とは、子供の安全を確保するための語呂合わせです。
・「いか」…知らない人には絶対について「いか」ない
・「の」……知らない人の車には絶対に「の」らない
・「お」……「お」おきな声で助けを呼ぶ
・「す」……危ないときは「す」ぐに逃げる
・「し」……危ないことがあったらおうちの人に「し」らせる
しかし、子供は頭で理解していることを行動に置き換えることが、まだ上手にできないため、言葉だけではあまり効果は期待できません。危険な状況を説明してあげて、ロールプレイなどを繰り返し行い、身体で覚えさせておくことが重要です。
防犯ブザーを選ぶ時のポイント
子供に持たせたい防犯グッズとして、「防犯ブザー」が有名です。
防犯ブザーにも様々な種類があります。子供に持たせる防犯ブザーはどのようなものが良いのかポイントをご紹介致します。
操作がシンプルなタイプ
防犯ブザーは、作動させるためにピンを抜くタイプ、引き紐タイプ、本体を握るタイプ、ボタンを押すタイプなど、様々な種類があります。
いざという時にすぐ作動できないと意味がないため、子供の力でも無理なく作動させられる引き紐タイプがおすすめです。
逆にあまりおすすめできないのは、ピンが完全に抜けてしまうタイプです。誤ってピンが抜けてしまい、ピンがどこかにいってしまっては戻せない可能性もあります。
音が大きなもの
防犯ブザーは、周囲に危険を知らせるものなので、音は大きく作られていますが、商品によって音の大きさが違います。最低でも、85dB以上の音が出るものを選びましょう。また、100dB以上であればしっかり周りに危険を知らせることができます。
月に1度は電池のチェックを
防犯ブザーが電池式のタイプであれば、電池が消耗してくると音が小さくなるため、月に1度は保護者がチェックするようにしましょう。
充電式のタイプは、定期的に充電することを忘れないようにしましょう。
雨にも強い丈夫なタイプ
防犯ブザーは、ランドセルやカバンなどに毎日身に着けるものです。
子供が扱うものなので、防犯ブザーをぶつけたり、落としたりして衝撃を与えてしまうこともあるでしょう。
雨の日にも使えるように、防水・防滴機能がついている、衝撃に強い防犯ブザーを選びましょう。
定期的に買い替える必要もなくなるでしょう。
子供に持たせたい防犯グッズ
子供に持たせておくと安心な防犯グッズをご紹介いたします。
防犯ブザー
防犯ブザーは、声の代わりとなって周囲に危険なことを知らせてくれるアイテムです。大事なのはいざという時に使えるかどうか、定期的に使い方の練習を親子で行いましょう。
また、すぐに鳴らせるところに付ける、鳴らして止められるか、電池が切れたり故障したりしていないかなども確認しましょう。
「防犯ブザーを選ぶ時のポイント」を参考に、選んでみてください。
スマートお守り omamolink
「防犯ブザー」「自動録音」「SOS発信(GPSで位置情報送信)」機能付きのお守り型高性能護身アイテムです。
普段はお気に入りのお守りや大切なものを中に入れて持ち運べ、突然襲われたり、体調が急変した等、身の危険が差し迫った時には、omamolinkの入ったカバンを振るなどの簡単な操作で、ブザーや録音、SOS発信などの機能が作動します。
omamolinkデバイスの設定や録音の保存にはスマートフォンでアプリのインストールが必要ですが、防犯や見守り機能はomamolinkデバイス単体で利用できるので、スマートフォンを持っていないお子さまに持たせる事もできます。
また、omamolinkを持つユーザーのプライバシーに配慮し、SOS発信時のみGPSで居場所を知らせる仕組みを採用しているので、中学生・高校生等、自立心が芽生え行動範囲が広がってきたお子さんや、常に居場所を知られるのは嫌と感じる方にも安心して携行して頂ける商品です。
非常時に作動させると、SOSを止めるまで約1分ごとに位置情報が通知され続けます。
まとめ
以上、防犯標語の「いかのおすし」の教え方や、防犯ブザーの選び方、子供に持たせたい防犯アイテムについてご紹介致しました。
わが子に何か起きてからでは遅いため、今回ご紹介した「いかのおすし」で子供に防犯を意識させ、防犯アイテムの使い方を定期的に練習し、子供の成長を見守っていきましょう。