近年増えている高齢者の一人暮らし。高齢者の一人暮らしは若い世代の一人暮らしよりも隙が生まれやすくなるため、侵入犯罪のターゲットになるリスクが高くなります。安全に生活を送るためには、防犯対策が必ず必要になるのです。
そこで今回は、高齢者の一人暮らしが狙われやすい理由と高齢者でも使える護身用品について解説します。ぜひ最後までご覧ください。
高齢者の一人暮らしが狙われやすい理由とは
高齢者の一人暮らしが狙われやすい理由はさまざまです。
ここでは、いくつかの高齢者の一人暮らしが狙われやすい理由を解説します。
高齢者の一人暮らしが増加しているため
「子供や孫が遠方にいるから」「親族に頼りたくないから」「今の生活に満足しているから」などの理由から、高齢者の一人暮らしが増加しています。高齢者は体力や判断力が低下しているため、侵入犯罪のターゲットになりやすいのです。
捕まるリスクが低いため
家に侵入中に家主と出くわしても、逃げきりやすいのも高齢者が狙われやすい理由のひとつです。通常侵入犯は家に人がいないタイミングを狙いますが、高齢者の一人暮らしの場合は在宅時に侵入してくるケースもあります。在宅時でも気を抜かず、防犯対策を心がけることが大切です。またご本人だけでなく、ご家族や周囲の方が注意を払うことも、大切な人を守る一助となります。
昔からの習慣が残っているため
「鍵を施錠しない」「窓を開けっぱなしにする」「インターフォンで確認せず玄関を開ける」などの昔からの習慣が残っていると、侵入されるリスクが高くなります。また長年の経験から自分は大丈夫と過信している傾向があります。過信していると侵入犯罪だけでなく、詐欺被害にあう可能性も高まる要因になります。大切なご家族が安全に過ごせるよう、防犯意識を高め、日頃の行動を見直すきっかけを一緒に作ってみてください。
高齢者でも使える護身用品
高齢者の一人暮らしは狙われるリスクが高いため、自分を守るために護身用品を準備しておく必要があります。
ここでは、高齢者でも使える護身用品をご紹介します。
防犯ブザー
防犯ブザーは周囲に危険な状態にあることを知らせ、助けを呼ぶためのアイテムです。ボタンを押したり、紐を引く等、防犯ブザーごとに鳴らし方が異なるので、使用する人が鳴らしやすいタイプの防犯ブザーを選びましょう。大きな音で周囲に異変を知らせる事が出来るため、体力の低下している高齢者でも簡単に使用できます。
また防犯ブザーの中には、緊急時のみGPSで位置情報送信できるSOS発信機能や自動録音機能が付いているものもあります。遠く離れていても危険を察知できるので安心です。
催涙スプレー
催涙スプレーは、相手の顔に向けて噴射することで、眼や鼻の粘膜に作用し、長時間激しい痛みや涙で身動きを取れなくさせ、その隙に逃げるためのアイテムです。
使い方は相手の顔に向けて噴射するだけです。掴み方はヘアスプレーや殺虫剤と違い、握るように持ち親指でボタンを押します。お年寄りやスプレーを普段使用しない方は、逆向きに噴射してしまう可能性もあるので、練習用の催涙スプレーを使って練習するのがおすすめです。
スタンガン
スタンガンは、光と音で相手を威嚇し近づけないようにするアイテムです。相手の体に当てることでダメージを与えることもできますが、近づくリスクがあるため最終手段にしてください。
スタンガンにはさまざまな形状の商品があるので、使いやすい形状のものを選びましょう。
まとめ
ここまでは、高齢者の一人暮らしが狙われやすい理由と高齢者でも使える護身用品について解説しました。高齢者の一人暮らしには、護身用品が欠かせません。一人暮らしでも安心して暮らせるように、高齢者でも使える護身用品を準備しましょう。
「防犯グッズのボディーガード」では、催涙スプレーやスタンガン以外にもさまざまな護身用品を取り揃えています。気になった方は、ぜひチェックしてみてください。