また、傘を使用することで視野が狭くなってしまい「ひったくり」や「不審者」の気配に気付きにくくなります。
防犯意識を高めるためには、周囲に危険がないか気を配ることが大切です。
この記事では、雨の日の防犯対策や、おすすめの防犯アイテムについて紹介します。
ぜひ参考にしてください。
雨の日|外出時の防犯対策
柄物の傘の使用で視界が悪くなったり、雨音で周囲の音が聞こえにくくなったりすることで、ひったくりや不審者に襲われる危険性が高まります。
雨の日はいつも以上に周囲に危険がないか気を配るように心がける必要があります。
まずは意識してほしい防犯対策を5つ紹介します。
ながら歩きはしない
スマートフォンを操作しながら、音楽を聴きながらなどの「ながら歩き」は危険なのでやめましょう。
また、ながら歩きによる事故は日常的に多発しているため、日頃からしないように意識しましょう。
ときどき振り返って周囲を確認する
雨には音を吸収する作用があり、人が近づいてきても気配に気付けないことがあります。
ひったくりやストーカーなどが、あなたを狙っている可能性があります。
視界の良い傘を選ぶ
すべてが柄物の傘は周囲が見にくくなり、周囲の異変にも気づきにくくなります。
最近では模様入りのビニール傘など、さまざまなデザインが販売されています。
手荷物はなるべくコンパクトにする
手荷物はなるべくコンパクトにまとめましょう。
両手が使える斜め掛けのショルダーバックがおすすめです。
バイクや自転車に注意する
雨音や傘で、音や視界が悪く後ろから近付いてきたバイクなどに気付きにくくなります。
ひったくり対策として、カバンや荷物は車道と反対側に持つように意識しましょう。
襲われてしまった時に持っておきたい防犯アイテム
この章では、ひったくりや不審者に襲われてしまった時に持っておきたい防犯アイテムを紹介します。
雨の日だけでなく日頃からの防犯対策として持ち歩いてもいいでしょう。
防犯ブザー
実際に不審者に襲われてしまうと声が出なかったという意見もあるため、防犯ブザーは持っておきましょう。
製品によって音の大きさが異なるため、dB値の高いものがおすすめです。
また、防犯ブザーをカバンの見える位置に付けておくことで、防犯意識の高さをアピールでき、犯罪抑制効果もあります。
催涙スプレー
相手の目や口元に向けて刺激物を噴射することで、逃げるための時間を確保できます。
注意点は、不審者以外の人に噴射しないようにしましょう。
場合によっては罪に問われることもあります。緊急時に身を守る方法として、不審者だけに使うようにしましょう。
スタンガン
スタンガンは、放電して相手の動きを封じる危険なイメージがありますが、実際には殺傷能力や相手を気絶させるほどのパワーはありません。
しかし、接触させて放電することは、相手に近づく必要があり危険を伴うため、最終手段にしましょう。
まとめ
以上、雨の日の防犯対策や、おすすめの防犯アイテムについて紹介しました。
ながら歩きをやめて、時々後ろを振り返ってみるだけでも防犯力は高まるでしょう。
また、柄物の傘から視界の良いビニール傘にすることで周囲の状況が把握しやすくなります。
万が一、ひったくりや不審者に襲われてしまった際は、今回ご紹介した防犯ブザー、催涙スプレー、スタンガンなど持ち歩くことがおすすめです。
ぜひ取り入れていただき雨の日も安心して過ごしましょう。