ソロキャンプの魅力の一つとして、自然の中でゆっくり自分の時間を楽しめることですが、ひとりで過ごす分、不安や危険を感じるシーンが増えることも事実です。
この記事では、ソロキャンプで実際に起きている事件や、盗難被害に遭わないための防犯対策・防犯グッズを紹介します。
ソロキャンプで実際に起きている事件とは
ソロキャンプで実際に起きている事件として、他のキャンパーとのトラブルに巻き込まれる事件や、盗難被害などがあります。
キャンプ用品などの盗難を防ぐために、もう一人いると見張りができて可能ですが、一人では難しいため防犯対策が必要です。
ではどのような対策を行えばいいのか、次の章から解説します。
盗難被害に遭わないための防犯対策
ソロキャンパーが盗難被害に遭わないためにどのような対策を行えばいいのか紹介します。
キャンプ用品を出しっぱなしにしない
テントから離れる際は、面倒に感じる方もいるかもしれませんが、テントの中にしまうようにしましょう。
テントに鍵をかける
キャンプ用品をテントの中に入れていても、鍵をかけていなければ簡単に盗まれてしまいます。
また、就寝時にも内側から鍵をかけていれば安心でしょう。
ソロキャンプだと思わせないようにする
テントを離れた際に、誰もいないことが分かると泥棒は盗みやすいタイミングだと思います。
しかし、テントの中に誰かいるかもしれないとアピールできれば盗難のリスクを減らせます。
ソロキャンプだと思わせない以下の三つの具体例を紹介します。
テントを離れるときは、入り口に靴を一足置きましょう。
靴の存在によりテントの中に他に人がいるかもしれないとアピールできます。
女性が一人の場合、就寝時に襲われるという場合もあり得るため、男性用の靴を置くことも効果的です。
●ランタンをつけっぱなしにする
日が落ちて暗くなってきてからテントを離れるときは、テントの中でランタンを点けておきましょう。
合わせて靴も置いておくことで、テントの中に人がいるとアピールできます。
短時間離れる時でも暗くなってきたらライトを点けるようにしましょう。
●音楽やラジオをかけておく
テントの中で音楽やラジオを流しておくことも、中に人がいるとアピールできます。
しかし、大音量で音楽を流すことは周りの迷惑になるため、テントに近づいたら分かる程度の音量にしましょう。
盗難防止に役立つ防犯アイテム
ダイヤルロック
テントの他にも盗まれたくないものがあれば鍵をかけるようにしましょう。
また、鍵で開錠するタイプの南京錠がありますが、鍵を無くしてしまう可能性があるため、ダイヤル式がおすすめです。
防犯ブザー
防犯ブザーの使い方は、キャンプ用品に防犯ブザーを取り付け、防犯ブザーと地面に打ち込んだペグを取り付けておくと、キャンプ用品を持ち運ぼうとした瞬間にピンが抜けて音で知らせてくれる仕様です。
大音量で盗難を知らせてくれるので、就寝時にも役立ちます。
注意点として、キャンプ用品が風などで倒れてしまうと誤報に繋がるため、倒れないようにしましょう。
また、防犯ブザーにはピンが抜けないタイプやボタンを押すタイプなどがあるため、種類を間違えないようにしましょう。
ランタン
ランタンはテントの中でつけっぱなしにしておくことで、他に人がいるかもしれないとアピールできます。
電池の消耗が気になる方は、あくまでもテントの中を照らすだけなので、明るさの段階を低めに設定しておくと長持ちします。
または、ソーラー充電式のランタンを購入することもおすすめです。
センサーライト
センサーライトは、人の動きを感知して自動で点灯するライトです。
就寝時や夜間にテントを離れる際に設置しておくと、誰かがキャンプの敷地内に侵入したことに気付くことができます。
他にも、野生動物がゴミを漁りに来た時の対策にも役立ちます。
まとめ
キャンプ場では実際に盗難被害が多発しています。
被害に巻き込まれないためには、ソロキャンプだと思わせないことが大切です。
今回ご紹介した防犯対策を取り入れていいただき、ソロキャンプを楽しみましょう。