2023年1月に東京都狛江市で、90歳の女性が家に強盗に入られ暴行を受けた後殺害された事件を覚えている方は多いのではないでしょうか。この事件は一時期ニュースを騒がせていた「ルフィ広域強盗事件」として広く知られています。
少子高齢化が進む日本では年々高齢者を狙った殺人事件などが増加しており、そしてこれは今後もさらに増えていくことが予想出来ます。年齢とともに身体の自由も効きづらくなってくるため、抵抗される恐れも少ないことが要因のひとつであると言えます。
そのため、ご高齢の方が住む家の防犯・護身対策は重要であると言えます。
こちらでは高齢者が自分でも取り付けなどしやすい防犯グッズと、高齢の親御さんにも贈りやすい扱いの簡単な護身グッズを紹介していきます!
高齢者を狙った犯罪とは何か
事前に対策を練るためには、高齢者を狙った犯罪にどんなものがあるのか、確認しておく必要があります。ここでは起こりやすい犯罪を紹介するので、参考にしてください。
金目のものを狙う侵入犯罪
高齢者の方の中には、耳が聞こえづらい方や目が悪い方も多くいらっしゃいます。そんな家を狙って、侵入犯罪も多発しています。
空き巣はもちろん、住人が在宅中に犯行に及ぶ「居空き」や「忍び込み」などの犯罪も多いため、在宅時も気を付けるようにしてください。
高齢者をターゲットにした詐欺
高齢者は詐欺のターゲットになりやすいです。犯行の手口はさまざまなで、息子になりすますオレオレ詐欺や自治体や保険金の職員になりすます預貯金詐欺などがあります。
すぐに相談できる人がいない高齢者をターゲットにしている場合が多いので、怪しい電話がかかってきたら、すぐに家族に電話で確認するようにしてください。
一人でも!取付簡単な防犯グッズ
ここでは高齢の方も簡単に取り付けが出来て、すぐに使用可能な防犯対策グッズを紹介します。ぜひ参考にしてください。
防犯フィルム
防犯フィルムを窓に貼るだけで、ガラスが割れにくくなり、侵入犯が窓から入るのを防いでくれます。侵入犯罪だけでなく、地震や台風などの自然災害で窓ガラスが割れるのも防いでくれるのが魅力です。
開閉アラーム
開閉アラームは窓と枠に設置した磁石が離れることで、侵入者がきたと知らせてくれるアイテムです。アラーム音が鳴るので、侵入犯は捕まらないように逃げるしかなくなります。近所の方が異変を察知し、駆けつけてくれる場合もあるのでおすすめです。
おすすめ護身グッズ
アラームなどの防犯グッズだけでは対策としては不十分です。一緒に護身グッズも備えることでより安全性も高まります。こちらでは高齢の親御さんへのプレゼントにおすすめの、扱いの簡単な護身グッズを2点紹介します。
催涙スプレー
大手公共交通機関でも採用実績のある、唐辛子成分を使用したこちらの催涙スプレーは、押すだけで簡単に噴射することが出来ます。玄関先・就寝時の枕元など家中のいたるところにおいておけば、それだけ有事の際に安心出来ます。小さいので置き場所にも困りません。
警棒
「7075アルミ合金」という素材は飛行機などの機体にも使用されており、軽いですが強度がある点が特徴です。多くの人が長いものを自分に向けられると恐怖すると思います。伸ばしたままの状態で室内に置いておけば、万が一の時すぐに使用出来ます。
高齢者に潜む危険とは
少子高齢化では高齢者は増加しています。高齢者の中には、体力がなく近所との交流が少ない方もいらっしゃいます。そのことを利用し、犯罪者は高齢者をターゲットにする場合が多いです。
また高齢者の方の中には「自分は被害に遭わないから大丈夫」を考え、玄関や窓の施錠を怠る方もいらっしゃいます。これは地方になるとより顕著ではないでしょうか。防犯対策グッズを設置することも大事ですが、普段から戸締りの確認を行うことも忘れないようにしてください。
まとめ
高齢者を狙う犯罪は、防犯対策グッズを使用することで防げる場合もあります。また家族が定期的に訪れたり、近所の方と交流を深めたりするのも効果的です。犯罪のターゲットにならないように、日頃から対策を練っておくのがおすすめです。「防犯グッズのボディーガード」では、様々な防犯対策グッズも取り揃えています。気になった方は、ぜひチェックしてみてください。