日本は地震が多い国です。いつ大きな地震がくるかわからないため、事前に地震発生後の正しい行動を覚えておくことが大切です。
そこで今回は、地震発生後の正しい行動から準備しておきたい防災グッズまで紹介します。自分だけでなく家族の命を守るために、ぜひ最後までご覧ください。
地震発生後の正しい行動
地震が発生した後は、速やかに次の行動を起こす必要があります。ここでは地震発生後の正しい行動を詳しく解説するので、参考にしてください。
地震が発生したら自身の安全確保を
地震が発生したらすぐに、自身の身の安全を確保するようにしてください。室内は固定していないテレビや棚などがある場合、倒れてくる可能性があるため注意が必要です。室内にいるときに地震が起きた場合は、机やテーブルの下に隠れ頭を守るようにしてください。
屋外にいる場合は、ビルの外壁やガラスなどが建物から剥がれたり、自販機や電柱などが倒れてくる可能性があるため、何もない場所に移動するようにしてください。また近くに頑丈なビルがある場合は、室内に逃げるのもひとつの手です。
揺れおさまったら出口の確保とガス栓とブレーカーをオフに
地震の揺れがおさまったら、まず出口の確保を行ってください。地震の揺れによって建物の出入り口が使えなくなる場合があります。そのため玄関はもちろん、ベランダや窓など外に出ることができるすべての場所を空けるようにしてください。
次にガスの元栓とブレーカーをオフにしてください。地震の影響で、火災が起きる可能性もあります。ガスの元栓やブレーカーのほかにも、火災の種になりそうな仏壇のろうそくやたばこもしっかりと始末するようにしてください。
もし家がぎしぎしと音を立てている場合は、建物が倒壊する危険性があるため、ガス栓やブレーカーをオフにしていなくても、すぐに外に出ることが大事です。自分と家族の身の安全を優先してください。
家族の安全を確認し避難準備
家族の安全を確認出来たら、避難が必要な状況か判断し、避難が必要となった場合は、避難準備を始めてください。
特に海に近い方は、津波の心配はないのか最新の情報を確認することが大事です。津波の到達時間まで余裕があったとしても、ゆっくりしている暇はありません。津波がくる可能性があるとわかった時点で、すぐに指定された避難先や高台に避難し身の安全を確保してください。
今から揃えておきたい防災グッズ
防災グッズは、地震が発生したときに活躍するアイテムです。特に避難する際に役立つものばかりなので、いつ大きな地震が起きてもいいように事前に揃えておいてください。
ここでは、今から揃えておきたい防災グッズをいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてください。
手持ちライト
大きな地震が起きるのは昼間だけとは限りません。そのため夜地震が起きてもいいように、手持ちライトを準備しておくのがおすすめです。また地震の影響で停電が起きる可能性もあります。場合によっては復旧まで数日かかるため、最低でも1家に1つは必ず用意するようにしてください。
防寒保温シートやポンチョ
防寒保温シートは寒いときに使用するだけでなく、夏場に日焼け対策としても使用できるアイテムです。防寒保温シートの中にはテントとしても使えるタイプや、ポンチョとして着れるタイプもあります。どんな場面で使用するのか考え、購入するタイプを選んでください。
大きな地震後は余震にも気を付けて
大きな地震の後は、余震に気を付けるようにしてください。特に地震が起きてから数日は1日に何度も余震が続きます。もう大丈夫だと思い込み自宅へ帰って片付けや整理をしている時に、余震により建物が倒壊する可能性もあるため、絶対に倒壊の恐れがある建物には近づかないようにしてください。
避難所での生活は普段通りにはいかないためストレスが溜まってしまう方も多いと思いますが、自分や家族の命を守るためにも、安全になるまで自宅には戻らないようにしてください。
まとめ
ここまでは、地震発生後の正しい行動から準備しておきたい災害グッズまで紹介しました。地震発生後に気を付けなければいらないのは、余震だけではありません。さまざまな可能性を考え、正しい行動をとれるようにシミュレーションしておいてください。
「防犯グッズのボディーガード」では、非常持ち出し袋や手持ちライト、防寒保温シート以外にさまざまな防災用品を取り揃えています。気になった方は、ぜひチェックしてみてください。