最近日本には空き家が増えています。空き家は維持するだけでお金が必要なため、そのまま放置してしまう方も多いです。しかし実は、空き家は犯罪に巻き込まれやいのです。
そこで今回は、空き家はなぜ犯罪に巻き込まれやすいのか、効果的な防犯対策と共に解説します。ぜひ参考にしてください。
空き家はどんな犯罪に巻き込まれる?
空き家はどんな犯罪に巻き込まれやすいのでしょうか。ここでは犯罪別に解説します。
放火
空き家は雑草や不法投棄されたゴミなどが置いてある場合があります。それらのものは燃えやすいため、たばこのポイ捨てでも火災になるケースもあります。
また長く放置しておくことでガス漏れや、配線機器のトラブルが発生し火災になる可能性もゼロではありません。
ポイ捨てはもちろん、持ち家にも関わらず空き家の手入れを怠っていると自分だけでなく、近隣住民の迷惑にもなるので気をつけてください。
薬物密売
雑草が生い茂っていたり、ごみが捨てられていたりと誰からも空き家だとわかる状態の場合、薬物の受け渡し場所になる可能性があります。実際に空き家が取引場所となった事例もあるため、近所に空き家がある方は小さな変化でも見逃さないようにしましょう。
空き家に勝手に住む
空き家は誰も入ってこないため、ホームレスなどの不審者が勝手に住みつくケースもあります。空き家は雨風をしのぐことができる絶好のスポットです。何か家に帰ることができない事情があったとしても、所有者の許可なく勝手に住みつくことは「不法占拠」であり犯罪です。もし、空き家に不審者が住み着いていた場合は早急に警察に通報してください。
空き家は犯罪以外にもトラブルの原因に
空き家は、犯罪以外にもさまざまなトラブルの原因になります。ここではトラブルの原因について解説します。ぜひご覧ください。
家の倒壊
家は手入れをしないと、速いスピードで老朽化が進みます。また台風や雨、地震などの自然災害によって建物が倒壊する可能性も高まるため、定期的な家の整備が必要となります。
害虫や雑草が繁殖する
手入れをしないと周辺の雑草が増えるだけでなく、害虫も繁殖します。場合によっては近隣の住宅に雑草が入りこみ、トラブルの原因になってしまいます。クレームの原因にならないよう定期的にお手入れしてください。
ゴミの不法投棄
空き家は人の出入りがなく雑草が生い茂っていることが多いため、外から見てもすぐに空き家だとバレてしまいます。そのためゴミを捨てる方も少なくありません。ゴミは家庭ごみだけでなく、家具や家電を置いていく方もいます。
税金負担が急増する可能性も
空き家を放置し続けることで、特定空き家に指定されるケースがあります。特定空き家に指定されると、固定資産税の優遇措置が適用されなくなり、納めるべき税金の金額が急増します。もしも強制執行となった場合、空き家の解体費はすべて持ち主が支払うことになるため、空き家の管理は徹底してください。
空き家を犯罪に巻き込まれないようにするには
上記で解説したように、空き家はさまざまな犯罪やトラブルに巻き込まれやすいといえます。
空き家を犯罪に巻き込まれないようにするには、防犯意識の高さをアピールするのも効果的です。
そこでここからは、空き家を犯罪に巻き込まれないようにするためにはどのような防犯対策をすれば良いか解説します。ぜひ参考にしてください。
防犯ステッカーを貼る
防犯意識のアピールとして一番簡単な方法は、防犯ステッカーを貼ることです。防犯ステッカーを貼ることで、この家は防犯対策をしっかりしているという印象を与えることができます。商品の多くはシールタイプになっているので、初めて使用する方でも慌てることなく使えます。
また種類も豊富なので、どんな用途で使用したいかを考えて購入してください。
防犯カメラを設置する
防犯ステッカーだけだと心配な方は、一緒に防犯カメラを設置するのがおすすめです。防犯カメラにはダミーカメラと、本物の防犯カメラがあります。ダミーでも防犯効果があるため、不審者が空き家に近づきにくくなります。
また不法投棄も減らせるので、ぜひ取り入れてみてください。
空き家の手入れは定期的に行おう
空き家の防犯対策をしていても、雑草が生い茂っていては長期間誰もいないと周りに知らせることになります。そのため防犯ステッカーや防犯カメラを設置した後も、定期的に空き家に足を運び、草むしりや家の空気の入れ替えを行うようにしてください。
また防犯対策には、近所との交流も大切です。空き家に訪れた際は、少しでも周囲とコミュニケーションをとっておくと、不審人物を見かけたときや異変があったときに知らせてくれます。忙しくなかなか見に行けない方も多いと思いますが、トラブル防止のために最低限対策を行ってください。
まとめ
ここまでは、空き家はなぜ犯罪に巻き込まれやすいのか、効果的な防犯対策と共に解説しました。空き家は全国的に増えています。近くに空き家がある方は自分の身を守るためにも、少しの変化やおかしいなと思ったときは警察に知らせるようにしましょう。
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