秋から冬にかけて、空気が乾燥するため火災が発生しやすくなります。火災が発生することで住んでいた家や財産、最悪の場合は命を失う可能性もあるため、命を守るための対策を行う必要があります。
そこで今回は、秋に火災が起こる理由や命を守るための火災対策をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
秋に火災が起こる理由
秋に火災が発生しやすい理由の一つに暖房器具による発火があります。
秋は気温が低くなり、多くの家庭でヒーターやストーブなどの暖房器具を使用し始めます。しかし使い方を誤ると火事になる可能性もあるのです。
また季節風が強く吹くため、火事が広がりやすいのも秋に火事が増える原因になります。
秋に火災が増える理由にはさまざまなものがありますが、季節的な要因があっても火事が起きないように、事前の対策が必要になります。
火災を防ぐためのポイント
火災は普段生活でやりがちなことから発生する可能性もあります。ここでは、火災を防ぐためのポイントを解説します。
ヒーターやストーブの周りにものを置かない
寒くなりヒーターやストーブを使用する機会も増えますが、使用する際は周囲にものを置かないようにしてください。
特に布団や衣類、カーテンなどの布製品は燃えやすく火事の原因になる可能性が高いです。洗濯ものを乾かすために暖房器具の前に干していたら火事になったという事例もあるため、気をつけてください。
寝たばこやたばこのポイ捨てをしない
たばこの火を消さずに寝てしまうことも火事の要因となります。また外出時のたばこのポイ捨てにも気をつけましょう。タバコを捨てた先に燃えやすいものが置いてあった場合、火災に繋がります。
基本的なマナーになりますが、寝るときは必ずたばこの火を消すことや、たばこのポイ捨てをしないことを守るようにしましょう。
コンロから目を離さない
料理中少しの間だからと、コンロから目を離してしまう方も少なくありません。急に火が強くなったり、何かに燃え移ったりする可能性も考えられるため、料理中は短時間でもコンロから目を離さないようにしましょう。
コンセント配線を整理する
コンセントの配線にほこりが積もると発火する可能性があります。特にタコ足配線は容量オーバーによる火事も考えられるため、やらないようにしましょう。
命を守るために準備したい火災対策グッズ
命を守るためには、火災対策グッズを準備しておくのがおすすめです。ここでは、さまざまな火災対策グッズをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
初期消火救命ボール
初期消火救命ボールは、瞬間的に消化できるアイテムです。火に触れると中の火薬が熱反応を起こし、3秒から10秒で瞬間的に消火してくれます。また作動時に120dB~140dBの音が鳴るため、異変を察知しやすくなります。
しかし瞬間的に消化できるアイテムであって、完全に消化できるわけではないため、使用後は火事が起きた場所には近づかないようにし、消防へ通報後は、安全な場所で待機するようにしましょう。
まとめ
ここまでは、秋に火災が起こる理由や命を守るための火災対策をご紹介しました。火災は命を奪うこともあります。特に睡眠中は逃げ遅れることもあるため、早めに逃げられるよう火災対策グッズを準備するようにしましょう。
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